「ワーホリに行ったら、絶対働かないといけないの?」と悩んでいるのではないでしょうか。
確かに、ワーホリで「働かなかった」という人は少数派ですよね。
私はオーストラリアでワーホリを経験しましたが、現地では働きませんでした。
オーストラリアの時給は日本よりも高いため、より効率的に稼ぐために渡航する人もいるほどです。
そこでこの記事では、オーストラリアのワーホリで働かなかった理由、そして働かない生活はどうだったのかを紹介します。
この記事を読むことで、ワーホリでの新しい過ごし方が見つかるはずです。
そもそも、ワーキングホリデーで働かないのはアリなのか?
ワーホリで働かずに滞在することは、なにも問題ありません。
そもそも、ワーホリは以下のように定義づけられています。
ワーキング・ホリデー制度とは,二つの国・地域間の取り決め等に基づき,各々の国・地域が,相手国・地域の青少年に対して自国・地域の文化や一般的な生活様式を理解する機会を提供するため,自国・地域において一定期間の休暇を過ごす活動とその間の滞在費を補うための就労を相互に認める制度です。
引用元:JAWHM「ワーキング・ホリデー制度について」
つまり、「一定期間の休暇を過ごすための資金集めのために、働いてもいいですよ」ということ。
働くかどうかは自由に決めていいのです。
観光ビザだと、ワーホリのように年単位の滞在ができないので、ワーホリビザを使って貯金で国内1周旅行をする人もいます。
ワーキングホリデーで働かない選択をした3つの理由
私がワーホリで働かない選択をした理由は、以下の3つです。
- フリーランスとして働いていたから
- 現地で働くことにあまり興味がなかったから
- ワーホリの現実を知ったから
理由①:フリーランスとして働いていたから
ワーホリに行った当時、フリーランスのお仕事に少しずつ挑戦していた時期でした。
また、元々オーストラリアへ進学するために費用を貯めていたこともあり、ワーホリ生活中の貯金は貯まっていた状態。
考え方に変化があり、進学はやめてワーホリ渡航に切り替えました。
そのため、現地で仕事したい気持ちにならなければ、貯金で過ごそうと決めてオーストラリアへ渡航。
いろいろ考えた結果、現地では働かない選択をしたので、オーストラリアでは貯金で生活していました。
フリーランスの仕事が軌道にのれば、現地で仕事を見つけなくても、ワーホリ生活ができますよ。
私がこれまでに挑戦したお仕事は、下記の記事にまとめています。
理由②:現地で働くことにあまり興味がなかったから
「英語環境で働きたい」という思いで、ワーホリする人も多いのではないでしょうか。
私は、海外滞在をすることや英語を話すことは好きですが、現地で働くことにはこだわっていませんでした。
私のワーホリの目的は、どちらかというと「長い旅行をする感覚」だったんです。
オーストラリアでは、毎日何かをするわけでもなく、のんびり過ごしていました!
ワーホリは帰りのチケットを取らなくてもいいので、自分のタイミングで帰国できるのも魅力ですよね。
理由③:ワーホリの現実を知ったから
友達にお仕事のことを聞いてみたところ、「つらそう……」と感じました。
もちろんお仕事は大変なものですが、そんなに大変なら、日本を出てまで働かなくていいかなと感じてしまったんですよね。
きちんと仕事先を選ばないと、理不尽な対応をされることも多いです。
実際に、私の友達は「当日までシフトが分からないから、急に出勤が決まる」と言っていました。
せっかくオーストラリアに来たのに、仕事で辛い思いをしたくなかったので、働きませんでした。
【ワーキングホリデー】働かない生活はどうだった?友達はできる?
結論から言うと、働かなくても友達は作れます。
職場での人間関係はゼロではあるものの、シェアハウスや語学学校を通して友達ができますよ。
留学生活では、Tinderを使った友達作りも主流です。
私がオーストラリアで出会った友達は、「Twitter」「語学学校」「シェアハウス」「Tinder」で繋がりました。
そのため、「働かなくても友達できるのかな……」と不安になる必要はありませんよ。
まとめ|ワーキングホリデーでの過ごし方は自由!
振り返ってみると、ワーホリで働かない生活をしてみて良かったと感じています。
その理由は、「なにもしない生活」を過ごしたことによって、今後やりたいことが浮かんだり、心のヒーリングになったりしたからです。
自分と向き合う時間がたくさん取れたよ。
「せっかく海外に来たのに、何もしないのはもったいない!」と思う方もいるかもしれません。
しかし、何もしない時間を作ったからこそ、得られるものもあります。
「現地で何をしたか?」ではなく、「現地で何を得て帰国できたか?」も大切です。
ワーホリでの過ごし方は自由。ワーホリは年齢制限もあるので、後悔のないように、あなただけの過ごし方をしてみてくださいね。